リン酸処理って何?難しいの?!やり方は??


リン酸処理の効果とは

リン酸処理とは鉄鋼に酸鉄被膜剤の溶液を吹きかけたり、加工液に浸すことで鉄鋼の表面にリン酸膜の薄い被膜を作ることです。この加工をすることで表面の腐食の進行を抑えることができます。このことから塗装の前処理として用いられることが多いです。鉄は空気中の酸素と結びついて酸化鉄になりやすい金属です。鉄鋼に全く加工を施さないと、空気に直接触れてしまうため表面が錆びてしまいます。錆は見た目の悪さだけでなく金属の耐久性にも大きな影響を与えます。それをリン酸処理をして表面に膜を作ることで鉄鋼が直接、酸素と触れないようにして酸化を防ぎます。

リン酸処理はどうやってするの?

まずは脱脂をします。脱脂とは液剤を塗布する前に表面に残っている油分を完全に排除することです。油分をとることで液剤が表面にきれいに塗布することができます。次にそれを水洗いします。その後、表面にある錆を紙やすりやサンダーなどで削り落とし、もう一度水洗いします。そして、表面に小さなクレーターのような穴がある場合はそれも削ったり、パテを盛るなどして表面をきれいにしておきます。この工程が済んだらいよいよリン酸溶液を鉄鋼の表面に吹きかけます。液が垂れないように薄く塗布するようにして、その作業を2回繰り返しましょう。

吹きかけた後、十分に乾かし完全に乾いたことを確認したら、再度水で洗い流します。その後お湯でも洗い流します。最後にもう一度しっかり乾かしたら完成です。作業自体はとても簡単なことばかりです。液剤もホームセンターで買えるので自分でリン酸処理をしてみましょう。

リン酸処理工程は、金属の表面に化学的にリン酸塩皮膜を形成する工程であり、金属の腐食を抑える効果があります。